日本料理S先生

日本料理店オーナー
料理指導歴25年
外資系ホテル料理長経験

PROFILE

日本料理人歴28年。内、料理長歴14年の経験を活かし伝統的な日本料理を守りつつ新しい調理法を取り入れた新しい日本料理を日々追求している。
日本料理県知事賞、調理師会主催料理コンクール金賞、上信越デザート巡りコンクール入賞

海の食材

野菜

寿司

食器の選定

 

私は、料理人を目指す時に藩祖 伊達政宗公の料理に対する心構えを主軸として私の志としています。

料理構「仮初にも人に振舞候は、料理第一の事なり。何にても、其の主の勝手に入らずば、悪しき料理など出して、差当り虫気などあらば、気遣い千万ならん」「気ながく、心穏やかにして、よろずに倹約を用い、金を備うべし。倹約の仕方は不自由を忍ぶにあり、この世に客に来たと思えば何の苦もなし。朝夕の食事はうまからずとも誉めて食うべし。元来、客の身なれば、好き嫌いは申されまい。今日の行くを送り、子孫兄弟によく挨拶して、娑婆の御暇申するがよし」「馳走とは旬の品をさり気なく出し、主人自ら調理してもてなすことである」「少しも料理心なきは、つたなき心なり」

「誰かをもてなすときに一番大事なこと、それは心のこもった料理を出すことである。それも主人自らが作った料理でなければならない。もし自分が作らず人任せにして、悪い料理を出して腹痛(虫気、むしけは腹痛もしくは生理痛)でも起こされたら、こちらの気遣いなどあったものではない。」「気を楽に、心を穏やかにして、多少の不自由があっても倹約を心掛けるように。この世に客としてきていると思えば不足に思うことはない。朝食や夕食がおいしくなくても「おいしい」と言って食べること。元々、お客であれば好き嫌いを言う立場にはないのだから。そうやって生きて、あの世へ帰るときには家族や子供にちゃんと挨拶をして旅立てば良い。」「人をもてなす際に一番重要なのは料理であり、そのメニューを管理するのは主人の仕事。」「少しも料理の心得がない人は貧しい心の持ち主だ。」

 

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